備忘録

アイドルと日常

吉野家の牛丼

こんばんは、にくまきです。

一年ぶりだねブログ書くの…去年の冬の目標書いてるもんね前回。

 

中学1年の時、引っ越してきた先の近くに吉野家があって、バタバタしてたからお母さんか誰かといったんだよね。牛丼を外で食べたの初めてで、すっごいおいしかったな~って記憶がある。

お肉がふわふわ、玉ねぎは口に入れた瞬間とろけて、紅ショウガの味もしっかりしててご飯も粒が立っててつやつやしてて、全部絡まってすっごいすっごいおいしかった。

近くにあるしやすいしたくさん通おう、って思ってたのに、それ以降の中学高校時代では一回もいかなくて、そのまま大学進学して地元を離れてしまった。

 

近くにはすき屋しかなくて、何回か行ったけどやっぱり記憶の中の吉野家の牛丼のほうがおいしくて、近くにあるすき屋じゃ満足できないなって思いながら食べてた。

 

で、初めて食べて感動した日から7年、今日たまたま一人で遠出する用事があって、近くに吉野家があったので行ってきました!!!!!!!

前日からメニュー調べてうっきうきだったの。

 

定番の牛丼(並)と玉子をたのんで席に座って、じっと見てたらやっぱりすき屋よりおいしそうな気がする。

卵かけたらタマネギも肉もつやつやになって食欲が増す。牛丼が一番牛のお肉を生かせる料理だなあって考えてた。

 

ごはんと卵の絡んだ牛肉をバランスよくスプーンですくって口に運ぶ

おいしい

おいしい

 

おいしい

 

けど

 

 

 

 

え、すき屋とあんまかわらんくない??????

 

 

 

 

 

7年間呪いのように食べたいって言い続けてた吉野家

7年の時を経てやっと食べられた吉野家の牛丼

 

7年前、引っ越しの片づけを途中で切り上げて、新しい地でこれから頑張っていこうねって気持ちで初めて食べた外食

思い出の味

 

あれ、こんなんだっけ?

 

 

いやめっちゃくちゃおいしかったんです、めちゃくちゃおいしかった。これが500円でおつりがくるなんて、どれだけの努力が詰まってんだってくらい、はやいやすいおいしいまさしく、本当においしい。

 

 

 

 

 

でも想像であまりにもおいしくしすぎてて、こんなもんかあって。

 

あの時の思い出の味をこれから味わうことはもうできないのかもしれない。

寂しい。

 

私はずっとすき屋を食べながら吉野家のことを考えてた。

でも吉野家を食べてるときすき屋のことを考えてたし、なんならすき屋のほうが味付けが好みかもしれないとまで考えてた。

ずっと遠くにあると思ってた幸せを追い求めてるとき、近くにある幸せには気が付けないんだなあ…

 

 

でも、吉野家にいった1回も、すき屋にいった数回も全部誰かと一緒だった。

人と一緒に食べるからおいしかったのかもしれない。

また吉野家を家族で食べに来たらおいしいのかもしれない。

そう思って吉野家の呪縛からは逃れられない気がする。